イングリッシュ・ナウ校長が、考える事、思う事

子供たちとの一体感(その為に)③

2015年08月08日 Posted by Makoto Iimura

無理矢理でない、一方的でない

指導の際、この大事な “ 子ども達との一体感 ” を求めるうえで、常に気に留めておきたいことがあります。私たちは子供たちに、どこか無理やりやらせようとしてはいないか?こちらからの一方的押し付けになってはいないか?ということです。最初から子供たちの気持ちの中に、“ 無理やりやらされている!” “ あ~、ヤダ!” “ やりたくない!” の感情を作ってしまっては、“ 子ども達との一体感 ” はなかなか簡単には望めるものではない。そう思うのです。子供たち自らが、“ 楽しい!” “ もっとやりたい!” となるように、うま~くもっていく。このことが大事と心得たい。ここのところを、大いに工夫・研究していかなければならないと思います。

その為に、簡単に出来ることから始めさせているか?やる内容は簡単か?やる量は多すぎてはいないか?そのやり方は直ぐに始められる形になっているか?最初から難しい内容のものを、難しいやり方で大量にやらせようとするやり方では、子ども達の気持ちはなかなかついてこないだろう。

その為に、最終的な “ 指導到達地点 ” はクリアーにイメージしておく必要はあるが、 “ こういう風にやらせなければならない” と最初からあまり強く決めつけてやらせようとしないようにしたい。到達方法は、その時の子供の流れに応じて(子供のやりたいやり方にしたがって)、臨機応変に変えていく、変えていけるようにすることが大事。強引に引っ張っていこうとするよりは、むしろその途中の “ 脇道 ” (子供の遊び方で遊ぶ遊び)を、もっと楽しめるような柔軟さが欲しい。そして、時間をゆっくりとかけ、最終目標到達地点へ…。

子供たちとの一体感(その為に)②

2015年07月19日 Posted by Makoto Iimura

子ども達の遊び方で遊ぶ

最初から、大人目線で考えた遊び方で子供たちを遊ばせようとしない。予め決まっている遊び方を無理強いしない。子ども達の遊び方を新鮮な目で見てあげ、どこまでも自由に遊べるように “ お手伝い” をする。

その子の “ ~したい ” の気持ちと同じ方向に瞬時に向く。子供を変えようとするのでなく、自分が変わるように心がける。最初から子供のやり方を “ ダメ!” と言わないで、最初から“ いいよ!” と認めてあげる。

この子は、今どんな遊びをしたいのか、どんなふうにやりたいのかを、常に意識、観察しながら一緒に遊んでみる。その子の好きな遊び、遊び方がわかったら、次はその遊び方で、最初から遊ぶようにする(その時には、子どもは既に次の、別の、全く新しい遊び方をしているかもしれないが…)。

子どもと同じ動きをしてみる ―― 子供と同じ様な歩き方・走り方をしてみる。子供と同じような話し方、顔の表情、手の動かし方、仕草をやってみる。そうやっていると、気が付いたら、気持ちが少し子供のようになっている。

子供たちとの一体感(その為に)①

2015年06月20日 Posted by Makoto Iimura

無我夢中

先ずは、とにかく子供たちと無我夢中で遊ぶ、無我夢中で指導する、ということだろう。そして、その無我夢中に、気持ちを集中させることが出来るようになる為の準備(“遊び道具”、“遊び方の練習”)が必要なことは当たり前。それと自分の体調を整えておくことや、“よーしッ!”と全身に“ 気合”を入れておくことも必要。(その結果、あくまでもその結果)気が付いたら子供たちと “ 一体” となっている。

“ 周りの視線” が気にならないくらい遊び(指導)に夢中になっていること。周りが気になる、他が気になるのは、遊びに夢中じゃないから。“ 無我夢中”でないから。“ 無我夢中の遊び”なら、他人の視線などは気にならない。“ 遊び” に無我夢中なら、周りが気になるという、そんな余裕はないはず…、と“自己診断” をしたい。

教室での、朝一番のFree Play Timeでは、子供達と思いっきり遊ぶことを大事にしたい。体を使い、“ 汗” をいっぱいかき、子供たちと一緒に思いっきり動き回りたい。自分の “プライド” とか“ 肩書き” とか強すぎる“ 自意識 ” 云々を、汗と一緒に流しきる。この朝一番、いい加減な気持ちで遊んでいたら一日中、いい加減になってしまう。

なぜ“ 一体感 ” が大事?

2015年05月17日 Posted by Makoto Iimura

なぜ先生と子供たちの一体感を大事にしたいのか? 勿論、子供たちが毎日“ 元気で” “生き生き”であってほしい、と単純にそう思うわけですが、何が子供たちの能力を作り、育てるのか、ということを考えるとき、この “ 一体感 ” が特に大事になってくるからなのです。与えられた環境に、何一つ不平不満を言わず、順応し、全てを取り込み、何が何でも生きようとする、自分を成長させようとする、この子供たちのどこまでも純粋で猛烈なエネルギー(= 「生命力」)。私は、この「生命力」が子供たちの能力を作り、育てている、と考えています。そして、その「生命力」が能力を作りやすくなる為には、その条件の一つとして、「生命力」が生き生き、元気であること。生き生き・元気であれば、環境(外からの刺激)に順応しやすくなる。「生命力」が生き生き・元気になる為には、先生と子供たちの “ 遊び”(=指導)は、先生からの無理矢理、一方的、押しつけであっては、子供たちの「生命力」はなかなか元気になれない。子供たちの遊びたい遊び方で遊ぶ。こうなった時、子供たちの「生命力」は生き生きとなり、子供たちに “ ヤル気 ” が生まれ、そこに結果、先生と子供たちの間に一体感が生まれる。

一体感を大事にする指導法ということは、つまるところ、子供たちの「生命力」を元気にする指導法であり、子供たちの「生命力」が能力を生みやすくするための指導法ということなのです。(少々、理屈っぽいですネ)

不平等指導法

2015年04月18日 Posted by Makoto Iimura

指導で大事なのは、能力を育てることであって、どんどんと教材を先に進めることではない。どの生徒に対しても、ただ同じように教えればよいという教科書が必要なのではなく、だれにでも同じように教えられる “ 虎の巻 ” 風な指導マニュアルが必要なのではなく、その生徒一人一人の、今の能力の高さにぴったりと合った、その生徒だけのやり方が必要なのです。私はこれを、“ 不平等指導法” “ 不平等時間割” と呼んでいます。誰に対しても同じようなやり方ではだめなのです。教科書を教えるのではなく、教科書で能力を育てることなのです。

その生徒個人に合った、今必要な練習のさせ方は何なのかを、指導をする先生方、一人一人が日々、工夫・研究をしなければなりません。“ 今・ここ” で、その生徒が必要なのはどんな練習の仕方なのかを瞬時に判断、指導出来る先生になってもらいたいと願っています。“ 台本のない舞台” “ アドリブの世界” こういうことを自由に、自信を持って、かつ楽しみながら行える先生達と共にNOWを作っていきたい。

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